警察庁 横須賀通信所アンテナ群

mKm | 2014/1/17 23:42
写真登録: mKm
警察庁の横須賀通信所のアンテナ群。 国際刑事警察機構(ICPO; インターポール)の短波通信施設として使用していた。
1999年に建設されて使用開始。 その後使用中止となり、2017年の春頃に完全に撤去された。
ログペリアンテナの高い方のタワーの高さ 40m
パラボラアンテナの高塔の高さ 50m
送信専用
 ➔続きをコメント No.10 に記しました。

ISO さんからの情報により詳細がわかりましたのでメモを修正しました(2019-03-07)
高さ: 40m
神奈川県 横須賀市 長井四丁目 3850-2
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コメント (14)

mkm
LPDA 関連高塔【2013/11:北西側から】LPDA 関連高塔【2013/11:西側から】
三浦半島の横須賀市と三浦市との境界付近の海岸近くに2基の巨大なログペリアンテナがあります。
真上から見ると、底辺の長さ 46m、高さ60m 程の二等辺三角形に近い形です。

✖下記2行修正しました。 コメント No.9 をご覧ください。
✖北側のアンテナは朝鮮半島を横切って、北京の方向を向いています。
✖南側のアンテナは九州南部を横切って、ベトナムのハノイの方向を向いています。

高いアンテナマストが4基並んでいるので、最北のこのマストのみに詳細を記述しました。

同じ敷地内に制御をしている場所との通信用か、パラボラアンテナが設置された高塔があります。(画像添付)
➜ この塔については、こちらに記載があります: http://tower.30maps.com/map/277768 高さ50m (2019-03-06 追記)

ログペリアンテナは、Log Periodic Dipole Antenna (LPDA) のカタカナ略称で、1基で広い周波数域をカバーし、
高い指向性をもっています。 長さが異なるエレメントを魚の骨のように並べてあります。
アナログテレビの八木アンテナと似ているように見えますが、全てのエレメントに1エレメント毎に逆位相で給電されており、
八木アンテナとは異なる原理で動作します。

※ LPDA は、Log Periodic Dipole Array あるいは Log Periodic Dipole Antenna Array とする表記もあります。
Tettou-kochan60
ソレイユの丘に隣接する通信施設のアンテナマスト群はすべて撤去されました。自立式アンテナ鉄塔 http://tower.30maps.com/map/277768 も撤去されています。
航空写真とSVで撤去確認、撤去時期は2017年頃。
mkm
そうですか、撤去されましたか。
世の中の方向として、低い周波数の電波の利用は減って、携帯端末や衛星通信で使う
ような非常に高い周波数の利用が増えていると感じます。

そんな中、このLPDAの使用目的は知りませんでしたが、記憶すべき優れた電波技術の
設備が消えてしまうのは残念なことです。
2017年1月 撤去工事は峠を越え、片付けや整地の段階でした。
mkm
電波施設探訪者の ISO さんはこんなところにも来られていたのですね。
この場所はパラボラアンテナがついたタワーがあった角のあたりですね。
正面が南〜南南西の方角。右側のなだらかな坂はソレイユの丘の敷地内。
農業や酪農などのテーマパークというんでしょうか。入場無料。

しかし、鉄塔類はきれいさっぱりなくなっちゃいました。跡地はどうなる
のでしょう。

この施設がなんであったのかご存知ならば教えてください。
私は防衛省関係かなと思っていたのですが、わかりませんでした。

私はわざわざ見に行ったのではなく、ソレイユの丘に行ったらとなりに
巨大なアンテナ施設があるので、ちょうどこの塔マップに投稿もしていたので
写真を撮影してきました。
mkm
これらのアンテナマストは2017年のはじめには撤去が終わっているようですが、
「記憶」に設定すると現状では塔マップに表示されなくなってしまうので、
そのままにしてあります。
撮影地点は仰せのとおり坂を上り切ったところで、ソレイユの丘との境界付近です。局舎とパラボラ鉄塔があったところです。
この場所はICPO(銭形警部?)短波送信所でした。
https://www.kanaloco.jp/article/entr...
この神奈川新聞のサイトと過去の新聞記事は的確で、あのマイクロは大山(浅間尾根)の中継局と結んでいました。
受信所も国内の別の場所にありましたが、それらも綺麗に撤去され一時代を終えました。
mkm
ISO さん、情報ありがとうございます。

アンテナを建設する時には新聞記事にもなっていたのですね。(1996年7月
神奈川新聞; 周囲への影響の懸念)

しかし結構最近まで短波で通信していたとは。
国際通信はとっくに衛星経由か海底光ファイバになっているものだと思っていました。

秘密の軍事通信基地(目立つけど)かと思っていたら国際刑事警察機構だったのですね。
6年越しでギモンがとけました。 表札くらい出しておいてほしかった。


記事のリンク先が切れていたので再掲させていただきます。
➜ https://www.kanaloco.jp/article/entr...

mkm
ISO さんから頂いた情報を元にタイトルメモを修正いたしました。

当初マッピングした時にアンテナが向いている方向を検証しGoogle MyMaps に
まとめました。これを修正し、掲載いたします。
https://drive.google.com/open?id=1L0...

アンテナの指す方向(電波を送信する主たる方向)を示す線が湾曲しているのは、
地球表面の曲面を平面の地図に描画したためです。
ログペリアンテナのタワーの位置は現在の地図ではわからないので、Google Earth
の 2015年11月19日の画像から座標を抽出し、現在の地図にマッピングしました。
mkm
❖ タイトルメモの補足です

警察庁 横須賀通信所

敷地の南西端にあった高塔上のパラボラアンテナにより大山(おおやま;神奈川県伊勢原市)の
中継局経由で東京の警察庁施設と繋がる。敷地に広がる巨大なログペリアンテナ2基は、
北側のものはインドのニューデリー、南側はタイのバンコクの方向に向いているという。

当初アンテナは東京都中野区にあり1966年から稼働していた。1970年にはアジア地域の
通信網を集約する地域局として機能していた。 その後周辺の市街化が進んだことにより、
この地 横須賀市長井に移転した。

2006年以降、ICPOの通信システムの改変により世界で地域局が廃止されたことに伴い、
この通信所も機能を停止したものと思われる。

敷地はかつては米軍の長井住宅地区だったという。

(参考:施設撤去時の神奈川新聞の記事 2016-11-16)


ログペリアンテナは指向性が強く、また1基で広い周波数域に対応できる。
地図から測ったアンテナエレメントの長さから、中波から短波の周波数域をカバーして
いるものと思われる。1MHz〜3MHz 程度か。(確証なし) 
エレメントの短い方(「三角」の尖ったほう)が指向性のある方向。 給電点は
地上近くの三角形の頂点の位置と思われるが、最も高い位置(三角形の底辺)の
中央部からもフィーダ(給電線)らしきものが出ている。詳細は不明。
mKmさん
貼り付けたときにリンク切れに気が付かず失礼しました。

ここからの電波を私自身は受信したことがありませんが、友人はここから試験電波が出ていたのをキャッチしたことがあるそうです。
使用周波数は5MHz~18MHzあたりを対地と時間帯で使い分けていたようです。
展張されていたログペリアンテナは、たぶんクリエート・デザインの258Fというタイプだったか(敷地に合わせてカスタマイズしている可能性あり)。
http://www.cd-corp.com/eng/cma/258f....
左右に1/2波長のダイポールが段々畑のように並んでいるタイプです。
mkm
>ISOさん、 この手の特殊目的で大きなアンテナはその都度設計するものと
思っていましたが、カスタマイズできるとしても既製品として存在している
ものなのですね。 行政無線などで多用されるパラボラとか八木とか周波数の
高いログペリなどのアンテナなら既製品があるのは不思議ではないのですが、
こんなアンテナまでラインナップにあるとは。

アンテナのビームは上方にも下方にも出ていると思うのですが、アンテナの
頂点が地面に近いところにあるのはなぜか理解できませんでした。作りやすさ?

相手が遠方なので電離層の反射を利用した短波通信だろうと思いますが、頂点を
上に向けたほうがいいんじゃないかと思うのはシロートの浅はかさか。
>mkmさん 
クリエイトの原型は、ほとんどがUSAのアンテナメーカのモデルにあるように思えます。
これらのUSAのメーカは軍御用達です。
クリエイトのデータシートの2ページ目を見ると、258F-2といるサイズで22MHz,12MHz,4MHzでElevation30°程度に強く出ているので遠距離通信にはあのスロープ角度で良さそうです。
海上自衛隊の送信所では、遠距離通信用にLPDAの先端を地面に向かうように傾けて設置している極端な例があります。
このことで更に低角度で放射できるのでしょう。
https://goo.gl/maps/eGr84GivXiw
mkm
>ISO さん、 専門的ですね。 Elevation の意味がわからなくて調べたら
どうやら地面に対する電波の打ち上げ角度のことですね。

上空の邪魔物がないところにこのアンテナを持って行ったら、
たぶん下側にも上側と対称に指向性パターンが出るのでしょうか。
アンテナをナナメに設置して先端を地面に近づけることによって、
地面を電磁波の鏡みたいに使ってるのか?(と、またシロート考えです)

海上自衛隊のアンテナも見かけは変ですね。かつてのテレビアンテナしか
知らないと、台風で傾いたのかとも思ってしまいそうです。

私にとっては絶対に実際に使うことはない分野ですが、好奇心を刺激する
いい勉強になりました。