名瀬港西防波堤灯台

Lighthouse | 2010/6/6 18:33
初点灯 平成元年12月25日

http://www.kaiho.mlit.go.jp/10kanku/...
鹿児島県 奄美市 名瀬長浜町 32-1
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mkm
2018年9月29日に当地を通過した台風24号の影響で、この灯台は破壊され、消失しました。
短期間で再建されるものと思われます。

❖ 灯台の諸元は次のとおり(海上保安庁のWebページより)
 場所・位置:鹿児島県奄美市名瀬港(西防波堤外端) 28°23'57.5"N 129°30'02.1"E
 灯質: 単閃赤光:毎4秒に1閃光  光源:LED灯器Ⅱ型赤
 光達距離:3.5海里(約6.5km)   明弧:全度
 灯高:平均水面上13m       光度:実効光度 25カンデラ
 構造物の基部からの高さ:11m 直径:2.2m
・名瀬港入り口の右舷標識で、向かい側の東防波堤灯台と同期点滅しています。
❖ 1989年12月25日設置

本体は FRP で作られており、中は空洞です。 この場所は台風の通過が多いと考えられ、
風雨や高波の影響を受けやすい場所です。

そこで、意図的に簡易な構造の灯台にしてあるそうです。 コンクリート製の頑丈な構造で
作ると、いざ倒壊した時に壊れた部分の回収に手間がかかり、また海に流れた破片が船を
傷つけるなどの心配があるとのこと。 さらに、再建にも時間がかかります。

壊れても回収しやすく短時間で再建できる FRP 製の灯台が利用されているとのことです。

FRP(Fiber Reinforced Plastic / Fiberglass Reinforced Plastic;繊維強化プラスチック)は、
身近なところでは浴槽とか浄化槽、小型のボートなどに使われている構造材です。 ガラス繊維、
炭素繊維などをプラスチック材料の内部に入れて、強度を高めた素材です。

ここからは私の意見: 設置が1989年とのことなので、その経年変化による強度低下は激しいもの
があると思います。

FRP といえどもプラスチック素材は紫外線により確実に脆くなってゆきます。
交換していなければ、29年間も野ざらし状態。 壊れやすくなっていることは間違いない
と思うものです。 

本来なら今回の台風でも持ち堪えるはずが、メンテナンス不備のため破壊されたのではないでしょうか。
いくら「最悪、破壊されても後処理がしやすい」ことを想定していたとはいえ、管理不十分ではないかと。

ソース:
南海日日新聞 ( http://www.nankainn.com/p-economy/34... ) [なんかいにちにちしんぶん]、
個人ブログ「ビジネスニュース斬り」( http://busisyner.hatenablog.com/entr... )